最初に申し上げますが、西長尾ライガースの指導は正直「厳しい」です。

 

今の時代、野球人口の低迷から"エンジョイベースボール"が叫ばれ、子どもに対して「極力叱らない」「良い部分を見つけてとにかく褒めて伸ばす」といった指導を行う少年野球チームも増えています。

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しかし、西長尾ライガースではこういった子どもに叱らない、とにかく子どもを褒めて伸ばす（動かす）といった、一見すると「やさしい」と感じる指導は行いません。

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理由は単純に「野球が上手くなって欲しいから」です。

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​そして、「中学や高校、さらに上のステージに行っても、第一線で活躍できる選手を育てる」が、創設当初から変わらないチームの根本的な指導方針です。

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ですので、小学生の段階から、野球の楽しさだけでなく、挨拶などの基本的な礼儀・礼節はもちろん、長く活躍できる選手になるために必要な基礎的な部分から徹底的に指導いたします。

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そのため、一部の野球関係者の方からすると、「小学生にそんなに厳しい指導をしなくても良いのでは」という意見もあるかもしれません。

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もちろん、私たちは決して感情的に指導しているわけではありません。

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「その子に本当に野球が上手になって欲しい」

「自分で考えて野球ができるようになって欲しい」

と考え、あえて心を鬼にして、愛情を持って指導に当たっています。

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そして、本当の野球の楽しさとは、

「試合ではじめてヒットが打てた」

「今まで勝てなかった強豪チームにやっと勝てた」

など、日々努力を重ね、自ら掴み取った先にあるものと考えます。

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​野球を始める前は「引っ込み思案で泣き虫だった子」が、野球での小さな成功体験を通じて、キャプテンとしてチームを引っ張ってくれたり、チームのエースとして活躍するケースも珍しくありません。

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​実際にライガース卒団生の中には、中学で硬式の強豪シニアチームで活躍したり、高校野球の名門校でレギュラーとして活躍した卒団生もたくさんいます。

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​もちろん全員が全員、うちのチームの指導方針が合うとは考えていません。

 

しかし、

「遊びの延長ではなく、本当に野球を上手にさせたい」

「野球を通じて元気でたくましい子に育ってほしい」

と考える親御さんは、ぜひ安心して私たちに大切なお子さんを預けてもらえばと思います。

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​西長尾ライガース　総監督　

岩成　

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